紅葉狩り 2014年11月23日 その2

哲学の道に戻り、南禅寺を目指す。

見事な紅葉。さすがに人が多い。でも、歩けないほどではない。

夫婦かな?


南禅寺の山門でしばし休憩。ほんっとに、人が多い。

まあ、ここは素晴らしいから当然だけど。

次はどこに行くねん?と父が言うので、無鄰菴に行く、と。

ここでお抹茶をいただこうと考えていたのだ。

名勝 無鄰菴-京都市が所有する明治・大正の元老 山県有朋の別荘 名勝 無鄰菴

入園料410円とともに、抹茶席料300円も支払う。

この素敵な庭園の見える母屋で、お抹茶をいただく。

お菓子は「真盛豆」というもの。なかなかおいしいよ。

抹茶席がけっこう混んでいて、加えて、接待する側の手際がいまひとつで、結構待った。

たまたま隣に座った男の子。「信州大学 林檎なんとか」の法被を着ていた。

昨夜の地震、大丈夫だったの?と聞くと、帰ってみないとはっきりとわからない、と。

大丈夫だったのかなあ?

南禅寺塔頭・天授庵の紅葉ライトアップを見て帰ろうと計画。

開始時刻の17時半まではまだずいぶん時間がある。

入場無料だという、琵琶湖疎水記念館に行ってみた。

あるのは知っていたけれど、入るのは初めてだ。

http://www.city.kyoto.lg.jp/suido/page/0000007524.html

ここは良い施設だわ。技術者には楽しいと思う。

父は、いたく感心していた。

疎水の歴史を見たから、ライトアップの前に南禅寺水路閣を見ようと行ってみると、

ひえ〜、天授庵の前にはもう並んでいる!!!

17時過ぎに並べばいいや〜と思っていたけど、甘かった。

これは、もう並んでおかないと!と、列に参加する。

おやつに持ってきた、神戸・モンロワールのリーフメモリーを食べながら。

夜間拝観開始までの40分、待っている間に、3人に聞かれた。

「これは、何に並んでいるのですか?」と。そうねー、不思議に思うよねー。

「天授庵のライトアップに並んでいます!」

さて、17時半になり、夜間拝観開始。

素晴らし〜〜〜い! 語彙が貧困で申し訳ない。

一度、ご覧あれ。

天授庵を堪能し、さあ、夕食。

本当は、順正で湯豆腐を食べたかったのだけど、お昼間からず〜っと混んでいて、

ちょっと無理だなあ。

京都市内在住の人、京都に宿泊する人はいいけれど、われらは大阪まで帰るのだ。

梅田へ戻ってから食べようかと思っていたのだけど、

順正の並びにあった、五右衛門茶屋に行ってみたら、どうぞ!とさっと通された。

湯豆腐定食を注文。食事はこれしかないもん。

さっと、豆腐を入れた鍋が運ばれてきて、コンロに火がつく。

前菜、漬物、がすぐに、ご飯、野菜の天ぷらが少し遅れて。熱々。

豆腐は美味しかったし、ご飯もやわらかめでなかなか。

ただ、前菜はかなり庶民的。庶民的な店。ただ、これで2400円はちと高いな。

ま、きれいに平らげましたよ。

蹴上駅まで歩いて、地下鉄で京都駅に向かう。

途中のウエスティンホテルの装飾が綺麗だった。

帰宅すると、21時前。70歳代の父母連れて、12時間遊びましたとさ。