紅葉狩り 2014年11月23日 その1

11月23日(日)京都へ紅葉狩りに出かけた。
京阪電車で京都へ。始発駅の淀屋橋から終点の出町柳まで乗車。
無事に座ることができて良かった。1時間強、満員電車で立ちっぱなしはきつい。
なにせ、70歳代の父母と一緒だ。
予定より10分ほど遅れて11時15分頃に出町柳駅に到着。
駅構内のお手洗いは長蛇の列。改札を出て地上に上がり、公衆お手洗いに並ぶ。
京都はお手洗いが多く、しかも綺麗でよい。さすが、観光客が多い町だ。
その間に、父母は昼食用のおにぎりを購入。
駅前にあるおにぎり屋さん。飛ぶように売れていたそうだ。そりゃあねー。


さて、市バスに乗って、錦林車庫前で降車。途中の銀閣寺道で降りた人の多さよ!
なにせ、駅前で乗った時には満員で立っていたのに、座れたもの。
錦林車庫前から5分ほど歩いて、この日のメイン、霊鑑寺へ。

http://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000240

半年以上前に、テレビで紹介されていたのをたまたま見た父。
行きたい行きたい行きたい行きたい行きたい・・・。
ず〜っと言い続けていた。

春と秋だけ2週間ほど開けはるだけやねん。
いつも開いてんのんと違うねん!

と、何度言ったことか・・・。
この秋の公開日程を見つけたのは、9月20日の夜。
それからでも2ヶ月が経ち。やっと、である。

↓霊鑑寺境内。京都で2番目に高い紅葉、だそうだ。
1番目のはどこにあるのか?

美しい紅葉。


この秋の公開は、12月7日まで。
次は春まで公開しない。椿の名所だそうで、赤・白・黒と咲くそうだ。


公開されているものの中に、「行器」と書いてあるものがあった。
案内役のおじさんに、これは何ですか? 何と読むのですか?と尋ねる。
おじさん:外出するときに持って行った、お弁当箱ですかね〜。
すみません、詳しくは知りません。
とのこと。
帰って調べると、行器は「ほかい」と読む。外居とも書く。
「食物を入れて持ち運ぶ、木製でふた付きの容器。
角形と丸形とがあり、木鉢・曲げ物製から精巧な漆蒔絵(うるしまきえ)で
反り足をつけたものまである。平安時代ころから用いられた。」
とのこと。へ〜、そうなのか。
雛飾りのなかにもあるそうだ。今度、百貨店などで見てみようっと。


さて、霊鑑寺を出て、哲学の道を歩こうとすると、「俊寛」の文字が。
そうか、この辺りは鹿ケ谷だ。何かあるのかなと、行ってみる。
しかし・・・。
登り坂を行ってみるのだが、特に何も見当たらない。でも、登ってみる。
途中で、「大文字山登り口」の文字が。30分ほどで到着するようだ。
また、機会を見つけて行ってみよう。
「談合の滝」という石碑を発見。鹿ケ谷の陰謀を練った場所なのだろうね。
鹿ケ谷山荘を過ぎ、浪切不動尊というところに行きついた。
けれど、俊寛にまつわるものはない。けっこう登ったぞ。
お腹が空いたので、ここでおにぎりを食べることにする。
伐採された幹に座っておにぎりをほうばる。おいしい!
大寅の練り天、おにぎりと一緒に買ったゆで卵。おいしい!
お腹もいっぱいになり、元気も出たので、今度は降りていく。