しんきくさい・・

朝の連続テレビ小説『マッサン』で、キャサリンがマッサンのことを「しんきくさい男」と言う。
ウチにもいるよ、しんきくさい男、いや、爺さん。
よくもまあ、毎日毎日、同じことばかりできるもんだ。
しんきくさい、しんきくさい、しんきくさい、・・・・・・。
一緒に食事するのが嫌。汚い、行儀悪い、自分勝手に飲み食いする。
もともと、きちんと躾けられた人間じゃないからねー。
年くって、ますますいい加減な食べ方になってきた。
一緒に食べるのが嫌だから、食べ終わった頃に帰る。
食べ終わったら、自分のベッドで寝転んで好きなようにテレビを見ていればいいのに、
いつまでも食卓にいて、「今、その話をする必要ないやろ??」というくだらん話。
しかも、何回も聞いた話。事故のことや、自分の子供の頃のこと、仕事やなんかの自慢話。


朝も。
起きてこなくてもいいのに、7時過ぎに降りてくる。
どこにも行かないんだから、そんなに早く起きなくていい。
起きてきて、新聞を読んでいる。
そのおかげで、私は新聞に目を通すことができない。
しかも、聞いていて気持ち悪くなるほど鼻水をすするからねー。
邪魔なだけなんやから、私達が出勤してから降りてくればいいものを。
おばあちゃんと一緒や。


出て行こうかなあ。
貸してるお金を返してもらわないとそれもできない。
しかも、返せないことも私は知っている。