姫路  御着城跡〜ヤマサ蒲鉾〜書写山圓教寺

知人に、電話で「そのうち、御着城跡に行ってみるぅ」と言うと、
「え? 一人で? 私、車を出すから一緒に行こう!」と言ってくれて、姫路を訪ねた。


雨だったら、翌週にしようね〜などと言っていたのだけど、良い天気。快晴!
ひめじ別所駅で11時に待ち合わせ。
・・と、前夜、ちと考えた。会ったこと、あったっけ??? 一度だけ、某所で会っただけ。
その時はさらっと挨拶をしただけで、自己紹介できる状況ではなかった。
電話では何度か話していて、とても気持ちの良い人、という印象。
メールもちょこちょこしていて、おもしろい人だということは知っていた。
で、小さな駅だし、待っている人などそうそういない。すぐに会えた。
知人も私と同じことを思っていたと、「そうやんね〜」と笑った。
私の分のペットボトルお茶まで用意してくれていて、嬉しい。


まず、御着城址へ。観光バスが一台来ていて、驚いた。岡山からだったみたい。
御着城址はちょっとした公園になっていて、城のような建物もある。姫路市東出張所だそうだ。
ボランティアガイドさんがいらして、説明をしてくださる。
目薬の木、官兵衛の祖父と母の墓所、天川に掛かっていた石橋。

墓所の入口。藤の家紋。

五輪塔。方形の地輪、円形の水輪、三角の火輪、半月型の風輪、団形の空輪、から成る。
左側が祖父、右側が母。

天川にかかっていた石の橋。落ちたものを拾い集めて復元。

市役所出張所の2階から見る、桜のある景色は素敵だろうなあ。


お腹空いた〜!
どこでランチする?と、いろいろ持ってきてくれた情報を見る。
ただ、私は土地勘がなく、位置関係・距離がわからない。
とりあえず、書写山へ向かうことにして走行中、17時で閉まるヤマサ蒲鉾へ先に行こうということになった。
ヤマサ蒲鉾  姫路では有名な蒲鉾屋さん(と言っていいのか?)らしい。
大阪には、大寅という超有名なお店がある。
試食がいっぱいあって、しっかり味見をしてから購入。
このお土産は、家族に好評。特に白天は美味しかった。
お蕎麦のお店があったので、昼食はここで。夢前そばというのだそうだ。

ヤマサ蒲鉾のキャラクター、サッチャン。


次は、書写山圓教寺へ。
ロープウェイ乗り場に車を置いて。
着いたら、ちょうど出る時刻だった。
ロープウェイを降りて、坂道を20分ほど歩く。これがけっこうきつい。
西国三十三箇所の観音様がいらっしゃるのだけど、見ていく元気は、ない!(笑)
日頃の運動不足が・・。
書写山で一番人の行き来の多いところに到着。茶店のところ、ね。
そこから左側の坂道を登り、三つの堂を目指す。
着いたら、なにやらイベントの準備がなされていた。
翌日、「ル・ポン国際音楽祭2014」が開催されるとか。
樫本大進さんの演奏があるみたいだった。いいなー。
食堂に入って、瓦や仏像を見学。
以前に見た、『ラストサムライ』撮影時の写真もあったよ。
それから、摩尼殿へ。
しまった、納め札を持ってくれば良かった〜!!
ロープウェイの時間待ちに、乗り場そばにある展望台へ。

私が写真を撮っていると、知人が、「山って珍しい?」と。
そうね〜、珍しいよね、私には。
大阪市内だと、こういう景色は見えないもの。
彼女は、自宅からも良い景色が見えるのだと言う。いいな〜。
ただ、大阪市内に住んでいた頃は、見えなかった、と。
あと、土が無くて困ったとか。
メダカを飼っていて、死んでしまったときに埋めるところが無かったのだと。
確かに、私もセキセイインコが死んでしまったとき、公園の木の下に埋めた。
でも、深く掘らないとだめだから困ったな。
そんな話をしていると、ロープウェイの発車時刻になった。
残念なことに、ロープウェイからは姫路城が見えないのだ。これが大変勿体ない。
そういえば、姫路城が見える道を走ってくれた。
で、「しらさきじょう」じゃなくて「しろすぎじょう」になってしまった、と。
たあ、これが本来の姫路城の色なのだそうだ。優美な城。
先月に見た熊本城は黒い城だったな。


そのあと、廣峯神社に行きたいと言うと、車を走らせてくれた。
けれど、駐車場から神社まではしばらく階段を登らなくてはいけない。
私達の他には誰もいない。辺りは暗くなってくる。灯りもない。
・・・というわけで、断念。車を走らせてくれて、本当にありがとう。
姫路駅西口まで送ってもらい、電車に乗った。
あ、駅にあったスーパーで、姫路おでんのレトルトパックを買った。
いつ食べようかな〜。


Nさん、いろいろ連れて行ってくれて、ありがとうございます。
また、どこかへ行きたいな。
大阪にもぜひ!