西国札所巡り_②紀三井寺③粉河寺④施福寺

10月12日バスツアー 西国札所巡り第2回 2番:紀三井寺 3番:粉河寺 4番:施福寺
阪急トラピックスのバス旅行 7時20分天王寺集合、30分ほどで三国ヶ丘
総勢22名、うち、一人参加は私を含めて6名。
先達は信貴山千手院大阪分院の、田尾秀寛和尚様。
泉州地区は秋祭りの時期らしく、地車曳行を見かけた。
まずは、施福寺。その前に、道の駅・いずみ山愛の里でトイレ休憩。
地元の農産物がいっぱい。ついつい、柿、みかん、すだちを購入。
槇尾山麓の観光センター(ただの売店だったけど・・)で杖を借りて、登りはじめる。
山門までの急な坂。そこからさらに続く自然石を積み上げた石段。950段あるとか。

自分のペースで、ゆっくりゆっくり。それでも、30分ほどで本堂へ到着。

御本尊の十一面千手千眼観世音菩薩の開扉は5月1日から15日までとのこと。
裏にあるという馬頭観音を見たかったのだけど、本堂は工事中で見ることができなかった。
ざんね〜ん! 5月1日から15日までに施福寺に来るって、大変なんですけど。
交通の便がめちゃくちゃ悪いから、バス旅行で来たのに・・。
タクシーなどを使うこともできない、西国札所指折りの難所。
大型の台風19号が近づく中、雨降りだったら絶対に無理!と思っていたので、雨が降らなくて良かった。
ここを登れたら、西国札所はすべて大丈夫とか。ほんとかな?

紀三井寺粉河寺へは行ったことがあるので、ここが今回の目的。


あ〜、お腹空いた!!!
昼食会場である和歌山マリーナシティ黒潮市場までしばらく走る。
その間に、和尚様から「食事作法」の説明。
到着してすぐに食事。出発までは50分ほどしかないから大変だ。
食事の際は、一人参加の6名の席はかためてあった。
男性は1名。女性3名はお孫さんがいらっしゃるような感じ。もう1人は私と同じくらい?
かなり会話が弾む中、さっさと食事を済ませる。
お買い物。探していた梅干しと金山寺味噌を見つけて購入。
梅干しは、いろいろあるので決めるのが大変だわ。


13時前に出発、紀三井寺へ。
和尚様から、
実は紀三井寺というのは通称で「紀三井山 金剛宝寺 護国院」というのが正式名称
というお話。
へ〜、そうなの。カーナビで「紀三井寺」と入力しても出てこないそうだ。
231段の階段を登り、境内へ。左手に本堂、右手に仏殿。
御本尊の十一面観世音菩薩は50年に一度開扉の秘仏とか。
仏殿には千手十一面観世音菩薩が。寄木造で12メートルの高さとか。

100円払うと、3階の展望テラスへ上がることができる。
和尚様について、皆で上がる。観音様のお顔を三方から拝むことができるのだ。
そして、『万葉集』にも詠まれた古からの風光明媚なる地・和歌の浦が眼下に広がる。
(今日のニュースでは、台風19号のために荒れた和歌の浦が映っていたけれど)
駐車場近くのお店で、また柿とみかんを購入。安いから・・。


最後の場所、粉河寺へ。
ここはフラット。かなり広い境内。
「本尊千手観音像は絶対の秘仏とされ、公開された記録はない」そうだ。
住職さえも見たことがない、とか。って、本当にあるの??(笑)
ここでも柿を売っていたけど、もう持てないよ。


16時過ぎに出発。一路、大阪へ。
17時10分頃三国ヶ丘天王寺は17時半過ぎだったかな。
18時前に帰宅。重い荷物も、リュックサックのおかげで無事に持ち帰れた。
雨に降られずに本当に良かった。