醍醐寺のすべて

奈良国立博物館で開催中の特別展「醍醐寺のすべて」を観に行った。
7月19日から9月15日まで開催されている。
朝から雨が降っていたので、また時期をみて・・かと思ったが、行くことにした。
ゆっくりの出発だったので、近鉄奈良駅に到着したのはちょうどお昼。
先に昼食を、と、駅ビルの最上階にある中華レストランに入る。
ウチの隣の駅にある、天王寺MIOにもある、「百楽」。
ここはおいしくて、たまに食べに行く。だから、大丈夫だろうと。
ところが。ものすごーーーく、まずかった!
MIOにある店と、同じ名を名乗るな!!!
いいお値段を取るくせに。サービスランチ900円。


と、まあ。
さて、醍醐寺
「すべて」というだけあって、上醍醐から五大明王像すべてが展示されている。
不動明王像 像高135.9cm 江戸時代 慶長13年(1608)
降三世明王像 像高174.6cm 江戸時代 慶長13年(1608)
軍荼利明王像 像高176.3cm 江戸時代 慶長13年(1608)
金剛夜叉明王像 像高179.3cm [頭部]鎌倉時代(14世紀)[体部]江戸時代 慶長10年(1605)
大威徳明王 像高181.9cm 平安時代(10世紀)
これは素晴らしい。
その中の、隆三世明王像。
餓鬼ではなく、人を踏みつけている。
なんでだろうなあ?と思いながら帰ってきた。
夜、母が同じことを言う。父も言っていたらしい。
調べてみると、ヒンズー教の神を踏みつけているとか。
へ〜。
それから、快慶作・弥勒菩薩坐像の美しいこと! しばし、みとれてしまった。
素晴らしいのに、館内は空いていて、ゆっくりと鑑賞することができた。
1時間半強、いや、2時間いってたかも?
父母は先に見終えて、椅子に座って待っていた。


博物館を出て、いつもどおり、興福寺のほうに回って帰ることにする。
奈良公園に暮らす鹿達が、鹿せんべいを持っている人達に群がって。
ごめんねー、私は持ってないのよー。
バンビが何頭かいて、かわいらしくてかわいらしくて。
写メしたけど、使い慣れない&傘を差しながら、なので、うまくいかない。


東向き商店街の山崎屋さんで、きざみ奈良漬を購入。
これ、おいしいんだー。
近鉄奈良駅でお茶して、電車に乗った。
CAFFE CIAO PRESSOで、私達はアイスカフェオレ、父はスイカラニータ。
おいしいと、ご満悦だった。今度、ハルカスで飲んでみよう。