萬斎さん 藪原検校

『藪原検校』兵庫県立芸術文化センター 中ホール
阪神大震災後に西宮北口にできた劇場。
芸術監督は佐渡裕氏。専属のオケもある。
若手主体で実力ピカイチではないらしいけど。
大、中、小、とホールがあり、クラシック演奏から落語、演劇も。


井上ひさし生誕77 フェスティバル2012 第四弾
『藪原検校(やぶはらけんぎょう)』
作◇井上ひさし
演出◇栗山民也
出演◇野村萬斎秋山菜津子浅野和之小日向文世熊谷真実
山内圭哉、たかお鷹、大鷹明良、津田真澄、山崎薫
/千葉伸彦(ギター奏者)

時は今から200年前 享保の頃。盲人として生まれ、世の中を見返すために悪行の限りを尽くす杉の市。対して学問と品性を磨くことこそ盲人が台頭する唯一の道と説く塙保己市。語り手として、皮肉で猥雑なユーモアの溢れる物語を軽妙に進める盲太夫…。
「笑劇的な悪漢物語」と絶賛された初演から約40年間、繰り返し再演され、海外でも喝采を浴びる傑作に、井上作品を知り尽くした演出家 栗山民也と、個性的な俳優陣が挑みます!
兵庫県立芸術文化センター公式サイトより)


すごい舞台、作品だった。
楽しかった〜というのとは違う。
人間の暗い部分、汚い部分。けっして明るい気分になるものではない。
けれど、エネルギーが素晴らしい。


私の両隣が男性ひとり観劇者だった。
こんなこと、はじめてかも。