大阪クラシック 2011 と リチートラのこと

大阪クラシック開催中
それ、何?って? 大阪人なら知っておきましょうよ。
大植英次氏プロデュースの大阪フィルによる恒例の演奏会。
毎年この時期に、大阪・御堂筋で開催されるようになって今年で6年目。
今夜のザ・シンフォニーホールでの有料公演を聴きに行った。
有料と言っても、驚くなかれ! なんと500円で大フィルの演奏が聴ける。
1500円、1000円、500円という席種があるのだけど、私は毎年500円。
これを複数日2枚ずつ取る。発売開始日に、最低一時間電話を掛ける。
で、違う友人を誘って行く。
「大フィル? 何それ?」「シンフォニーホールってどこ?」なんてことを言う、
大阪在住あるいは在勤の不届き者は誘わない。
大阪クラシック」は知らなくても、まあ、我慢する。(ほんまは嫌やけど)
少なくとも、大フィルに関心を示す人でないと、こんなお得な公演、誘ってやるもんか!
そんな不届き者を誘うくらいなら、行きたいのにチケットが取れなかった人に譲る。


今夜の演奏。
尾高尚忠“フルート協奏曲”とショスタコーヴィチ交響曲第5番”
素晴らしかった。ありがとう、大フィル&大植英次さん!
いや、もちろん、この曲の詳しい薀蓄は知らんよー。(苦笑)でも、いいねん。
フルートは清く美しく。
シェスタコは、ず〜ん・・・と重々しく(暗く、とも言う?)始まって、
めちゃけたたましくなり、またず〜ん・・・てな感じで、起伏にとんだ曲。
オーケストラのいろんな楽器の音を聴けた。はは、素人はこんなもんさ!
オケっていいな!すごいな!って感じ。室内楽も良いけどね。
平松市長もご来場。ナマ市長、初めて見たわ。(笑)


サルバトーレ・リチートラが亡くなった。
スクーター事故で重体と報じられていた。
助かっても後遺症のために歌えなくなるのではないかと思っていたけど、
それよりももっともっと酷い、最悪の事態になってしまった。
素晴らしいテノール(生で聴いたわけではないけれど)で、
3大テノールのひとり、故ルチアーノ・パヴァロッティの後継者と言われていた。
本当に残念。なんで、ヘルメット付けないでスクーターに乗ってたわけ?
素晴らしいの才能に恵まれ、努力して才能を開花させながら、なぜ?
もったいない・・。