2011年夏 ドラマ

8月が終わり、夏ドラマも終盤。
おもしろいのは、『それでも、生きてゆく
ものすごく重い、暗いテーマだから見るのが辛いことも多いけれど、見てしまう秀作。
どうしてもあの人たちは救われない気がする。
なんといってもすごいのは、大竹しのぶ。この人に尽きる。本当にすごい。さすが。
先々週の第八話、風間俊介に15年前の事件への責任を問い詰めてもみ合いになる場面。
相手は若い男なのに、普通考えたら大竹さんのほうがやられちゃうのに・・
と思いながら見てたけど、あの迫力だったら、いくら若い男でも対抗できないわ、
と妙に納得してしまった。母親の強さ、あの人のエネルギーの強さに納得した。
すごいわ〜。大竹さんは、声がすごい。いや、もちろん、身体的にもすごいけど。
何年か前に観た舞台『メディア』はすごかった!
台詞を延々としゃべっても、感情が高ぶっても、強い口調でしゃべっても、
決して声がひっくり返らない。うわずらない、うそ臭さがない。
こんな人、他にはいないよねー。


夏ドラマと言っていいのかどうか?
テンペスト』もおもしろい。???な大河ドラマ『江』なんかよりよほど良い。
脚本が良いんだろうね。
第六話で、徐丁垓の策略により、謀反の疑いで、八重山へ一世流刑(終身刑)を言い渡された寧温。
王の側室として王宮に戻ってきているところへ、黒船の脅威が。
側室として呼ばれ、相対した王に、琉球の危機を救うため正体を明かし、進言する。
結果、寧温として公務に復帰し、アメリカとの交渉を見事にやってのけた。
素晴らしい! おもしろかったよ〜! 寧温の意見を聞き入れた王も立派だと思う。
これは原作がある。史実? 虚構? 読んでみたいなあ。


もうひとつ。
WOWOWで始まった『下町ロケット
契約してないから、無料放送だった第一話を録画して見た。
いや〜、おもしろい! 続きが見たいっ! 契約してないよ〜。(涙)
一年くらいしたら、DVDが出るかなあ。
今月末にまとめて再放送があるみたい。
その期間に当たるように、15日間無料放送を申し込めばいいのか?
う〜ん・・。覚えていられるかなあ?


『陽はまた昇る』は、残念やわ。(号泣)
井上由美子さん、10月からWOWOWで『パンドラⅢ』あるから、
手抜きしてるでしょ!?と言わざるを得ない。