『レ・ミゼラブル』25周年記念コンサート

レ・ミゼラブル』25周年記念コンサート2010.10.3inロンドン
昨年秋に、全国たったの4館で上映されていたらしい。
大阪は、茨木のみ。遠いっちゅうねん!
で、今回は1月15日から21日までのたった1週間、全国30館での上映。
大阪は3館あるものの、茨木・大日・りんくう泉南、と、
「見せる気、ある?」と言いたいほど辺鄙な場所ばかり。
DVDが発売されるし、それでいいかなあ?と思いつつ、
いや、でも!と思い直し、転びそうなくらい大急ぎで映画館へ走った。


ワーナー・マイカル・シネマズのサイトより】
1985年にロンドンで初演、その後、42カ国、308の都市、21の言語で全世界合計45,000回もの公演が行われている『レ・ミゼラブル』の25周年を記念したコンサートが、世界から選りすぐったキャスト陣を集め、25周年ならではの豪華なパフォーマンスを、ロンドンにある世界最大のドーム“The O2”にて上演されました。
イギリス及びヨーロッパの200の映画館では、衛星生中継を行い、過去最高の動員を記録したライブシネマイベントとなった、その貴重な映像を、この度、日本語字幕付きで、ワーナー・マイカル独占で上映できることとなりました。
華やかなショーをスクリーンでお楽しみください。


映画やのに、オーヴァーチュアで身体が震えるって、どういうこと!?
もうね、じ〜〜〜ん として涙が出るねん。
司教様の歌からヴァルジャンの独白で鳥肌が立って涙があふれた。
ただ一切れのパンを盗んだ時から20年に渡る彼の苦しみ、
その苦しみから解き放たれる瞬間の、なんというか・・・・。
このヴァルジャン、すごいよ、ほんまに。
歌がもう、本当に素晴らしい。そして演技もまた素晴らしい。
映画だから顔のアップになるわけで、
声と表情とで、こんなに伝わるものなのか?と。
調べたら、オペラの人みたい。CDも出ている。
そして、夢やぶれて。
スーザン・ボイルさんで一般的に有名になったこの曲。
私はず〜っと前から知ってるわ!(と思っている人は多いはず)
ファンティーヌ役はリア・サロンガ。
ミス・サイゴン』キムのオリジナルキャスト。
『レ・ミゼ』10周年記念コンサートではエポニーヌ役で歌ってた。
舞台にあらわれた時「えらい貫禄やなぁ・・・・(ダイエット必要ちゃう?)」
と思った。(苦笑)
しっかし。歌声には、その表現力には、脱帽。
音のひとつひとつに聴き入ったというか。
ヴァルジャンの歌う Who Am I? にも聴き入った。
こんなの初めて聴いた。この人で『レ・ミゼ』を観たい!
ファンティーヌとコゼットは舞台上で一緒になることはない。
けれど、このコンサートでは、ファンティーヌの死のあと、
彼女が舞台をはける時に、箒を持った幼いコゼットとすれ違う。
母は娘を見つめる、一瞬だけど。その演出がいいなあ。
そして10年後のパリ、コゼットとエポニーヌ、学生達の登場。
う〜ん・・・・。どのキャストも、私にはいまいち。
素晴らしかったのは、ガブローシュ。ブラボー!!
彼は近い将来、アンジョルラスになるのかなぁ。観てみたいものだ。
第1幕ラストの、ワン・デイ・モア。
やっぱ、学生達がいまいち。(←しつこい?)
ひとり、10周年にも出ている人がいたように思う。
ヴァルジャンは素晴らしい!!!