イリアス


イリアス 兵庫県立芸術文化ホール 阪急中ホール
1階E列センターブロック


やっとの関西公演。待ってたよ〜!
脚本:木内宏昌
演出:栗山民也
音楽:金子飛鳥(バイオリニスト)
アキレウス内野聖陽
ヘクトル池内博之
オデュッセウス高橋和也
アンドロマケ:馬渕英俚可
カサンドラ新妻聖子
パトロクロス:チョウソンハ
アガメムノン木場勝己
プリアモス平幹二朗
コロス:
初嶺麿代、中川菜緒子、一倉千夏、飯野めぐみ、宇野まり絵


素晴らしい舞台だった。いいものを見せてくださってありがとう!
厳密にいえば、“演劇”じゃなくて“物語”なんだろう。
公式サイトには口誦詩(オーラル・ポエトリー)と書いてある。
興味があれば、http://www.ilias2010.com/ のスペシャルにある、
イリアス講座を読んで欲しい。


キャストは全員、素晴らしい。コロスも含めて、ね。
1人でもダメな人がいたら、すべてダメになるんじゃないかな。
おそろしい舞台やわ、あぁこわっ!
たったこれだけの人数で、壮大なスケールの物語が展開される。
友人Nさんのおかげでとても良い席に座れたので、
本当に眼の前で動いていった。それを全身で感じ取れた。
特筆すべきは、高橋和也くん。
良かったわ〜。いい俳優になったなあ。オトコグミやったんよねえ。
そして、平さん。素敵だ! とてもとても魅力的。
木場さんも、池内くんも。
馬渕さんも、新妻さんも。
内野聖陽さんももちろん良かった。
(けど、共演者がみな素晴らしくて目立たないくらい)
そして今回初めてみた、チョウソンハさん。
こんな人がいてたんやね〜。
ちょっと声が高い? 役で高めに出してる? のが気になるけれど、
いや〜、いい人がいたもんだ。
亡霊で出てきたときの美しかったこと。
プロフィールをみると、まだ29歳。
プログラム写真のほうが大人っぽく男前。
こういうことがあるから、観劇ってやめられへんねんよ。
特筆・・はは、結局、みんなを書いてるやん、私。(苦笑)