大阪クラシック 2010 その2

第50公演 atシンフォニーホール 20時開演
指揮・ピアノ:大植英次ABCD
ピアノ:伊藤恵A、野原みどりA、岡田将CD
ヴァイオリン:神粼悠実B
チェロ:近藤浩志C
ヴァイオリン:長原幸太、山本彰、力武千幸、鈴木玲子、今城朋子、
       三瀬麻起子、松川朋子、長尾正、佐久間聡一、
       橋本安弘、近藤緑、市野桂子、小林亜希子、高木美恵子
ヴィオラ:小野眞優美、周平、川元靖子、橋爪郁子
チェロ:田中賢治、石田聖子、織田啓嗣
コントラバス:石井博和、松村洋介
オーボエ:浅川和宏、大森悠
ホルン:藤原雄一、山本秀樹
プログラムは、
A モーツァルト/3台のピアノのための協奏曲 ヘ長調 K.242
B モーツァルト/ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304
C サン=サーンス組曲「動物の謝肉祭」より“白鳥”
D ストラヴィンスキーバレエ音楽春の祭典」(ピアノ版)


昨夜と同様、大植英次さんのお顔を見ていたらこちらまで楽しい。
本当に、音楽が好き! という気持ちが全身からあふれ出ている。
まさに、♪僕こそミュージック♪ by MOZART!
演奏するのはモーツァルトの曲やし〜。(笑)


最初に大フィル&3台のピアノ。
ピアノが踊ってる〜!
そのあとすぐに大フィルメンバーは退場。
大植さんのピアノ伴奏で神崎さんのヴァイオリン。
10月からケルンに留学されるそうだ。
帰国したら、また演奏してくださいな。
そして、2台のピアノと近藤さんのチェロによる、白鳥。
ここまで、すっかり心が洗われたわ〜!
この時点で21時頃。


そして、ここからは大植英次オン・ステージ。(笑)
最後の曲・春の祭典を演奏するまでに約20分、しゃべるしゃべる。
楽しくって仕方がなさそう。ほんと、少年のよう。
2台のピアノで、ジャズのような春の祭典
これでプログラムはすべて終了、のはずが。
大植英次さん「今日は無礼講」とか言って、
ステージに伊藤さんと野原さんを呼ぶ。
3台のピアノで4人による、ホルストの惑星より“マーズ”
いや〜、楽しい!
拍手喝采のなか、大植さん「次はジュピター!」って。
え〜! 嬉しいけど。
めったに聴くことのできない、ホルスト自身の編曲による
ピアノ版「惑星」 得したなあ、もう!
終了は22時。休憩もなくたっぷり2時間。これでC席500円!
その上に、最後は大植さんの演奏で、昨年発見されたモーツァルト
ピアノ曲で送り出し。 しっとりした綺麗な曲だった。
おそらく、本邦初公開?! らしい。(by 大植さん)
外に出たときは22時を10分ほどまわっていた。
中身の濃いコンサートだった。楽しかったなあ!