ロミオとジュリエット

7月21日(水)18時半開演 梅田芸術劇場メインホール
3階4列センター

梅田で上演された宝塚星組公演。
フランス発のミュージカル。
観ようかどうかと迷っていたら、友人が誘ってくれた。
ロミオ:柚希礼音
ジュリエット:夢咲ねね
ティボルト:鳳稀かなめ
ベンヴォーリオ:涼 紫央
マキューシオ:紅 ゆずる


印象の薄い舞台だった。
ソロもコーラスも歌に力が無い。
良い曲があるはずなのにもったいない。
ひきつけられる、魅力ある歌唱ができなかったということ。
この作品は初めて観る。
が、ウィーンのミュージカルスターで何曲かは聴いた。
その何曲かは、あまりの格差に唖然・・。
脳内変換せずにはいられなかった。
音楽の都・ウィーンのスターと、宝塚歌劇団と、
を比べること自体が間違い、と言われればそれまでやけど。
仮にも“歌劇”団やろ?
これぞミュージカル!という音楽を堪能できる作品のはずなのに、
それができなかったことがとてもとても残念。
作品は良いのになあ・・。星組、歌 下手やわ。


もうひとつ。
キャストにも、特に惹かれることはなかった。
文句を言いたいのは、二人が言葉を交わすバルコニーのシーン。
実際の舞台を観たわけではない。youtubeの動画で見ただけ。
あのシーンのジュリエット(マジャーン・シャキ)がめちゃめちゃかわいい!
ロミオへの想いを口にしていたら、彼の声が聞こえてきた!
驚いて、彼の姿を探すジュリエット。
も〜う、全身がかわいいねんってば!!! もちろん声も。
ジュリエットを驚かそうとするロミオ(ルカス・ペルマン)の
表情もいいんやわ〜。
それが・・。
宝塚版では、探さない・・。え、なんで・・?
ロミオはさっさとハシゴを上り、バルコニーのジュリエットの前に現れた。
え〜っ!! あかんやん、それ!! なんでそこにハシゴあるわけ?
あ・か・ん〜〜〜〜〜!
友人は「あのかわいらしさが表現でけへんから、あえて外した」と。
そっか。そうなのかも。ルカス&マジャーンにはかなわないってことか。
そりゃあ、そうやんね。
それやったら、彼らを呼んできて〜! 彼らで観たいわあ、私。
宝塚の雰囲気には合ってる作品やけど、実力不足、役不足
それやったら、無理してやらなくていいわあ。


と、思っているのに、来年のお正月、大劇場で上演するとか。
まあ、一度きりの上演なんて、もったいないよね、権利は高いやろうし。
雪組の新トップ・音月桂の大劇場お披露目公演になる。
まあ、雰囲気は合ってるんやろう。
問題は。
ジュリエット役。
これは、他の話もあるからまた別に書くことにしよう。
あまりに腹立たしくて書かないかもしれないけど。