團菊祭 その2

さて、夜の部番附
夜の部 16時15分開演
1本朝廿四考 十種香 16:15-17:05
   八重垣姫:時 蔵
   武田勝頼錦之助
   腰元濡衣:菊之助
   白須賀六郎:萬太郎
   原小文治:権十郎
   長尾謙信:團 蔵

幕間20分

2京人形 17:25-17:55
   左甚五郎:三津五郎
   京人形の精:菊之助
   井筒姫:巳之助
   奴照平:秀 調
   おとく:萬次郎

幕間30分

3梅雨小袖昔八丈 髪結新三
  白子屋見世先より閻魔堂橋まで 18:25-20-35
   髪結新三:菊五郎
   手代忠七:時 蔵
   下剃勝奴:菊之助
   白子屋娘お熊:梅 枝
   加賀屋藤兵衛:高麗蔵
   車力善八:秀 調
   白子屋後家お常:家 橘
   家主女房おかく:萬次郎
   家主長兵衛:三津五郎
   弥太五郎源七:團十郎


本朝廿四考は2度目かな。前は魁春さんで見た。
あ、亀治郎さんでも見たかも?
ストーリーが結構複雑。(と思っているのは、私だけか?)
八重垣姫は、難しい役とされる。歌舞伎の“三姫”のひとつ、だそうだ。
姫としての品格と、恋しい勝頼をひたすらに思うかわいらしさとが求められる、とか。
時蔵さんなら、申し分ない。
京人形というものは、初めて見た。おもしろかった。
合邦もそうだったけど、三津五郎さん、関西弁がお上手。東京の人やんね〜?
菊之助さんは、もう、すんばらしく美しい!!! アカン、こわれてる。
お二人が踊りながら決めるポーズの美しいこと。しんどい体勢やと思うねんけど。
歌舞伎って、男性にしかできないよなあ・・とつくづく思う。
髪結新三。ものすごく久しぶりに見た気がする。
勘三郎さんの新三のときは、又五郎さんが大家さんだった。
今回の大家さんは三津五郎さん。いやもう、上手いってば!
途中、新三と源七とのやり取りで、
團十郎さんの台詞回しをあぶなっかしく思ったのは気のせいかな?


風邪をひいたようで、体調がいまひとつだった。木曜は一日寝てたもん。
薬を飲んでいたせいで、途中で眠くて眠くて。
すっきりとした頭で見ることができなかった。とても残念だ。
チケットを取るのはひと月前やからねえ。
昼夜とおしでの歌舞伎、よくやるけど、今回はしんどかった。
そろそろ、無理なトシなのか??
幕見があるから、ほんと、合邦辻だけでももう一回見たいなあ。
土日に行ってみるかな。
シネマ歌舞伎なんばパークスで上映されているという情報も入手。
見たいぞ!