薔薇とサムライ

梅田芸術劇場メインホールにて。3日夜の部。1階10列かなりの上手。
ちょっと見えにくい場面もあったけど、チケットがあるだけまだいいかな。

石川五右衛門古田新太
アンヌ・ザ・トルネード:天海祐希
シャルル・ド・ボスコーニュ:浦井健治
デスペラード豹之進:山本太郎
ポニー・デ・ブライボン:神田沙也加
エリザベッタ:森奈みはる
ラーカム・デ・ブライボン大宰相:藤木孝

新感線の“ネタもの”である。思いっきり、馬鹿馬鹿しい。
けれど、めちゃくちゃおもしろい。たまにはこんなのもいいよね。
テンポよく話が展開、ひとひねり、ふたひねり、して、大団円。
エコーかかり過ぎで台詞が聞こえにくかったのが難点だけど、
笑顔で終わるネタものだから、ま、いいか。
年に一度はこういう芝居もいいなあ。
五右衛門ロック♪も聞けたし、ね。


古田新太って、おもしろい役者だなあ、と思う。
全然イケメンじゃないし、スタイルだって悪い。
役者だと知らなければ、街で出会ったら私は絶対に避ける。(笑)
それに、役者だけど、滑舌もよくないねんなあ。
でも! 舞台で見るとかっこいいんだ、この人。なんでやろう?


天海祐希さん。
かっこいいんだなあ、もう。
テレビに出ているより、ずぅ〜っとかっこいい。活き活きしている。
舞台に出てきたときのオーラが違う。立ち姿が素敵だ。
浦井くんもかなり背が高いと思うけど、並んでるもんな〜。(笑)
彼女の個性が活かされた役じゃないかな。
“オトコマエ”な女海賊。「みんな、あたしにまかしときな!」って。
でも、いい人だから、自分の置かれた状況に悩みもする。
「テレビドラマの彼女しか知らない人は、驚いたんじゃない?」とは友人談。
ほんまにね〜。また、新感線に出てね〜。
みはるちゃんとのシーンは嬉しかったなあ。
1期違いだけど、組が違ったから、共演したことはないんじゃあ?
みはるちゃんは、久しぶりの新感線かなあ。
昨秋の『蛮幽鬼』で歌声を聞いて、出て欲しいなあ、と思ってた。
こんなに早く実現して、嬉しいわ。(笑)


ロビーに、「カメラが入ります」という貼り紙があった。
なんの取材やろう? 『情熱大陸』とか?(笑)
秋には、また新作がある。楽しみ!
ゲキシネ蛮幽鬼』もある。前売券を買ったもんね〜。