虞美人


宝塚歌劇『虞美人』
初演は1951年8月、だそうだ。(生まれてないヨ・・笑)
  宝塚歌劇団にとって、初の一本立て(二幕)作品。
  3ヶ月連続のロングランを続け、実に30万人もの観客を動員し、
  宝塚史上有数のヒット作となった。(by Wikipedia
今回は花組で上演。
項羽真飛聖・・・トップスター
虞美人:桜乃彩音・・・トップ娘役だがこの公演を以って退団
劉邦壮一帆
范増:夏美よう
韓信:愛音羽
張良:未涼亜希
紅林:桜一花
衛布:華形ひかる
季布:真野すがた
呂:花野じゅりあ
・・・このへんでやめておこう。
私もタカラジェンヌに明るいわけではない。(苦笑)
宝塚歌劇を観るのは、昨年7月の『ME AND MY GIRL』(花組)以来。
これは梅田で観た。
宝塚大劇場で観るのは昨年6月の『太王四神記』(星組)以来。


おもしろかった!
予習なしで観たので、ちょっとわからないところもある。
劇場で販売していた、手塚治虫さんの漫画本を買ってきた。
これを読んで復習?しよう。(笑)
前の席で観ているわけではないし、ジェンヌに明るくないので、
舞台上に人がたくさん居ると、誰が台詞を言っているのかわからなくて、
ストーリーがわからなくなっていることもある。(苦笑)
項羽と劉邦の対峙が良かった。どちらも好演だと思う。
「ヘッタクソ! やなあ」とか「脚本がダメダメ!」とか、
思うことも多い(ファンの方、ごめんなさい)宝塚ではあるが、
今回はそういうことがなかった。
しっかりと芯のある作品なら、演者もやりがいがあって、実力を発揮できるのだということだと思う。
項羽役はよくやっていたと思う。男臭い役。近頃あまりいないタイプでは?
虞美人の彩音ちゃんは、まあ、上手になったなあ、と思う。
トップになって最初の『ファントム』ではコケタわ、私。
いいなあと思ったのは、劉邦役と張良役。
劉邦役の壮さんは、達者な人だ。ミーマイでは女役してはった。
これからも楽しみな人。ちょっと細すぎるのが難かな?
張良役の未涼さんはすっきりと美しく、知略に長けた軍師が似合ってた。
う〜ん、やっぱり良いときは良いぞ、宝塚!
観る前は、終演後はとっとと帰るつもりだったが、予想外に良かったので、
劇場建物内のお店を冷やかし、珍しくお土産を買ってしまった。
プリントクッキーは外れだったけど。
幕間に明石焼きを食したけれど、帰りには気になっていたサンドイッチ屋さんに寄る。
おいしかった! ちょっと高いけど・・。
あのマンション?の2階にお店があるとは知らなかった。
次回行ったときは、パスタ屋さんに行ってみようかな。
あ、TCA PRESSに載ってる鉄板焼屋さんのハンバーグも食べたい!
食は重要だ!!!
これを書いている間に、次回『スカーレット・ピンパーネル』のチケットを入手できた。
GW中の一日。今日と同じくS席(去年まではA席)を安く。良かった。
初演の星組も良かった。作品に力がある。
そして、キリヤンの大劇場お披露目公演。
となると、やっぱり観たいもんね。
今年の初舞台生には絶対に拍手なんぞ贈りたくはないが。
その時間は席に着かないでおこうか?
無理なら座るけど、観ないし聴かないし、拍手なんぞしないぞ!!!
あ、♪ひとかけらの勇気 は歌うんやろか?
あれはトーコちゃんに書き下ろした曲?
ほんなら、キリヤンは歌われへんの??


往復ともJRで移動。JR宝塚駅が新しくなっていてびっくり!
改札前にスーパーまでできていた。

店内にあるパン屋さんのいい香り。イートインもある。
今度、入ってみよう。今日はコーヒーをテイクアウトして丹波路快速に乗る。
楽しい一日だった。
明日は梅田。