THE ハプスブルク

ハプスブルク”やから、覚悟して行った。
マリア・テレジアエリザベートもいてるし・・。(笑)
敷地に入って、会場前のテントで10分ほど待つ。入場制限だ。
「やっぱり、混んでるねんな〜」とちょっとブルーになる。
しばらく待って入場。
まあ、混んでいるといえばそうだが、そういうほどのこともない。
展示室が狭いところは混んでいるが、まあ我慢できる範囲。
3月に入ったら混んでくるんやろね。はやく行って良かった。
展示作品リストを取って観覧開始。


最初に、特別展示がある。
A:明治天皇から皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に贈られた画帖と蒔絵棚
いや〜、すごいわ〜。良いもん見たわ〜。
それから、
B:イタリア絵画
C:スペイン絵画
D:ハプスブルク家肖像画と武具コレクション
E:ドイツ絵画
F:フランドル・オランダ絵画
G:美術収集室の美術工芸品
のセクションに分けてある。
気になったものをピックアップ。
Dにある「11歳の女帝マリア・テレジア」 美人さんやわ〜! ミュージカルのヒロイン
もこんな人ならいいのに・・。(もちろん、歌って踊れなあかんけど)
オーストリア皇妃エリザベート」を見たとたん、頭の中で
♪お言葉 嬉しく 伺いました
陛下と共に歩んで参ります
ただ 私の人生は 私のもの♪
と歌ってしまう自分に笑ったわ。(『エリザベート』の一幕ラストの三重奏ね)
「シャーベット用センターピース」 あんなんで食べたらおいしいんかな?
後片付けが面倒臭いやん! あ、自分でせんでいい方々やねんね。(笑)
Cにある(だったと思う)「聖家族と幼い洗礼者聖ヨハネ」 か、かわいい!
ほわほわ、やわらかそうな肌。すりすりしたい・・。(←あぶない?)
「悪魔を奈落に突き落とす大天使ミカエル」 う〜ん、美少年。今でもありそうな劇画風。
Fにある「読書する画家の息子ティトゥス・ファン・レイン」が良かったな。優しい絵。
「宮殿を散歩する人々」「宮殿で演奏する人々」
宮殿に トリがいる。サルもいる。臭いやん! 世話係がいてたんやろね。


「受胎告知」
「ホロフェルネスの首を持つユディット」
同じ名前の作品があった。
描かれる年代や国が違うと、同じテーマで描いても、違うものやねえ。
しっかし、生首を持つ女性を描くなんて・・。他に「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」も。
国ごとに展示してあるから、それぞれの違いを見るのもおもしろい。
Dの展示室の前に、ハプスブルクの解説が書いてあって、略系図を置いてあった。
なかなか、歴史のお勉強にもなるね。
2時間弱、ゆっくりと見る。楽しかったな。
3月14日まで、七条の京都国立博物館で開催中。約120点。