試写会に行くはずだったのだけど

映画『春を背負って』試写会 に行く・・はずだった。
会場に到着したのは、開始時刻を少し過ぎていた。
そうなると、入場できない。それはわかっていた。試写状にそう書いてある。
しかし、ひとこと言いたかった。


最寄り駅に到着したのは、15分前。余裕で、間に合う・・はずだった。
ところが。
地下鉄谷町四丁目駅。谷町線と中央線とが走っている。
中央線で東から行った私。ホームに降りて。はて、どっち??
試写会場である、大阪商工会議所は何番出口なのか??
地下鉄の出口案内に表示がない。試写状にも何も書いていない。
3センチ四方に、もうひとつの最寄り駅との間の地図があるだけ。書いておけよ!
中央消防署の西側にあるようなので、それを目指して行くことにする。
しかし、その、4番出口までは、ホームを中央線から谷町線へ移動する必要があるようだ。
やっと4番出口を出たものの、どこにも商工会議所への案内はない。
このあたりは、大阪の官庁街の一画でもある。なのに!
試写状には、商工会議所の住所すらない。電話番号もない。
地下鉄の案内も、大阪市の案内も、悪すぎる。その上に、お粗末な試写状・・。
商工会議所の場所など、知らない方が馬鹿だということなのか?
おまけに、出掛けにまだ降っていた雨はひどくなっていて。
頭にきたので、試写状にあった電話番号にかける。関西テレビに。
試写会の担当者から電話をもらえるように、名前と電話番号とを伝える。
商工会議所をなんとか探し当てると、試写会の受付は終了した旨、書いてある。
そんなことは、わかっている。
商工会議所受付のおじいさんに、試写会の担当者はどこかと尋ねると、7階だと言うので、上がる。
「受付は終了しました」 そんなことはわかっている。
ここに到着するまでのことを話す。
でもね。ダメだね、下っ端では。しばらく話していたら上の人が出てくるかと思ったけど、出てきやしないし。
右から左に、決まった通りに、聞いている振りをする、弱っちい男。
アンタじゃ全く役不足だわ、悪いけど。
お役所仕事、ね。


かわいいボクと、その素敵なお祖母様に出会えたから、収穫がなかったわけではない。


午後は、堺市博物館に行った。
その話は、また後日。