歌舞伎はしご シネマ映画&大阪松竹座

シネマ歌舞伎『野田版・鼠小僧』 なんばパークスシネマ
昼間の上映を予約。予告編が始まってから入場すると、なんと満席。すごい人気!!
行くのにかかる時間を読み違えたかな。老母(笑)を急がせてしまった、反省。
幸い、本編はまだだったのでセーフ!
おもしろかった〜。めちゃ笑った〜。歌舞伎座で生の舞台を観たなあ・・と思いながら。
ラストは、悲しい、悔しい。理不尽だ!
目明かしは、我々庶民なのかもね。
それにしても、勘三郎さんの働きはすごい。10年前の舞台を映像化。
当時は40代の働き盛りとはいえ、働き過ぎだわ。
次は11月の『春興鏡獅子』を見よう。


終わって、お昼をいつもの焼き鳥屋さんで食べた。おいしかったよ〜。
母が「今日はお弁当を買って帰る」と言うので、一緒に高島屋の地下へ。
母はお弁当3つ。その上、“二見の豚まん”まで買って。
それで一人で帰ることになるので、バスで帰らせることにした。
乗り換えなしで、自宅近くまで行ってくれる。
荷物を持ってバス停まで一緒に行く。良かった、15分ほどでバスが来る。
バスに乗るまで一緒にいようと思っていたのだけど、
一人で待っていて大丈夫だと言うので、私は次へ。
まだ明るいし人通りも多いから、大丈夫だろう。


さて。
お次は大阪松竹座
十月花形歌舞伎・夜の部『夏祭浪花鑑』
黒崎さん、じゃない、片岡愛之助が昼夜に渡り大活躍している今月の大阪松竹座
昼夜観たいのはやまやまだけど、経済的に無理があり。
夜の部にした。もちろん、3階席。右列を予約しておいた。
予約番号など情報を携帯電話に入れておいたのに、その携帯を忘れてしまって。
チケット売り場で尋ねると、予約時のクレジットカードがあれば、
それを自動発券機に挿入するだけでチケットを取り出せるのだそうだ。
ほんの数秒でチケットを入手。へ〜。
便利だけど、クレジットカードを落とすとアウト!
知っていれば、本人でなくてもチケット入手できるということ。
余裕を持って入場したので、売店を眺めてみる。
そそるものはあるけど、我慢我慢。よく考えてお金を使うようにしないと。


『夏祭浪花鑑』は大阪が舞台。
配役は、
団七九郎兵衛:愛之助
一寸徳兵衛:亀 鶴
玉島磯之丞:薪 車
団七女房お梶:壱太郎
娘お仲:新 悟
傾城琴浦尾上右近
下剃三吉:萬太郎
番頭伝八:猿 弥
徳兵衛女房お辰:吉 弥
釣舟三婦:翫 雀
と、上方の役者が。上方ことばを話せないとあかんもんね。
驚いたことに、客席はほぼ満員。すごーい。土日だけかなあ。
幕見席には外国人の方の姿もあった。
この作品を幕見する意味があるのか!?と思ったけど、歌舞伎を覗き見したい人にはいいよね。
大活躍の愛之助はもちろん、亀鶴も良かった。
終演して外に出たら、最後の幕に出ていなかった薪車さんがもう着替えて外にいた。
早いもんだ。(薪車とわかる、私・・笑。)


そういえば、シネコンを出たところで、会社の車椅子男性と遭遇。
声をかけて、「あ〜!」と言って。(笑)
翌日、「びっくりしたね」と、ミナミにも遊びに行くのねと言うと、日本橋などへも行くのだと。
車で行って、駐車料金が高くて驚いたそうだ。
電車、地下鉄のほうが早くて便利なのだが、電車に乗ると、まだ他人の目が恐いのだそうだ。
慣れてないから、って。
そうなのか・・。
じろじろ見られることに戸惑うのかなあ。
私も、じろじろ見ているのかなあ。