OSK日本歌劇団 その2

『女帝を愛した男〜ポチョムキンとエカテリーナ〜』
上本町にある大阪国際交流センター大ホールでの公演。
本題に入ろう。
大ホールの収容人数は1006。土曜日の朝公演。
満席ではなかったな。知名度の問題か? 宣伝が足りないのか?
力作だっただけに惜しい。もっと多くの人に観て欲しいと思う。


そう何度も見ている劇団ではないが、いつもに比べてダンスが
少なく、芝居に重点が置かれていたように思う。
それが、とても良かった。
休憩なしの2時間15分より、途中休憩を入れた方が良かったと思う。
暗転が長いところもあったしね。
トルコ遠征時にポチョムキンの世話をしている姉弟の姉・ジュリア。
この娘役さんがとても良かった。
このままここにいたら戦争で死んでしまうと、弟をポチョムキンに託す
シーンは、彼女の台詞、想いに涙がこぼれた。上手い。
弟役の男役さんは、まだまだ若い人。
見た目がとても美しく、期待の若手なんだろう。
芝居はなかなか良かったが、歌が・・・。(苦笑) 頑張って!
イワン役の方、とっても良かった。
以前に『YUKIMURA』で観た時は苦手だと思ったけど、
昨日の舞台では大変魅力的で、好演だと思った。
エカテリーナ役の娘役さんは、綺麗な人だが歌が弱い。
ポチョムキンより10歳年上の貫禄を求めるのは、無理なのか?
疲れが出やすいお顔立ちやな〜と変なことを考えてた。(苦笑)
ところで、N列はとっても楽しい席。
前が通路になっていて、役者さんが何度も前を通るんよ。
2人の秘密の結婚式のシーンで、ポチョムキンが真ん前をゆっくりと
歩いて行って、かなり得した気分。
めっちゃおおづくりなお顔立ちやなあとこれまた変なことを考えた。


終演後、とても良かったのでアンケートを書こうと思ったけど、
そんな紙はどこにもなかったように思う。
う〜ん・・どこかに書きたいぞ。と、ブログに書いてるねんけど。
ロビーに飾ってあったお花をパシャリ!
トップスターの桜花さんは斑鳩町のご出身だそうだ。
来年、いかるがホールで公演があるんやって。
今年も同じ時期にあって、『聖徳太子』やから観たかった。
けど、気づいたときには既にチケットは完売。残念やったな。
今度はレビューか〜。あまり気が乗らない。