誰がために鐘は鳴る

宝塚宙組公演『誰がために鐘は鳴る』1階23列41番
S席チケットを格安で入手。11時公演というのがちとキツイ。
ゆうひくんがトップになってから、初めて見たのかな。
月組にいた頃から結構好きやったけど。
アーネスト・ヘミングウェイ原作。
ゲーリー・クーパーイングリット・バーグマンで映画化されたものを
見たと思うけど、詳細は忘れた。(苦笑)
宝塚では1978年に星組(鳳蘭遥くらら)により上演されたらしい。
う〜ん、ぴったりかも。
今回は、
「初演の脚本・演出に、ミュージカルとしての新演出も加えながらの再演」
とか。
トップコンビ&2番手の蘭寿とむは好演。
私が、この3人以外の人はほとんどわからない状態だからか?
大人の男&心に大きな傷を持つ、チャーミングな女性。
彼女への想いを心に秘めて見守ってきた男。
トムが、その想いを主人公に吐露する場面は良かった。
伝令を出す辺りから、ラストまでの場面も。
ゆうひくんは影のある役が似合うのかな。
すみ花ちゃんは、まっすぐ育ってきた感じがかわいらしかった。
専科の星原さんと京さんがゲリラを率いる夫婦役で目立つ。
退団しはんのかな?
ラストは思うようには行かなかった。残念。涙。
この作品、初演のコンビはとても似合ってたやろうね〜。
トムはこの公演のあと、花組に組替(元々花組やったから戻るねん)
して、トップになることが発表された。良かったね。


私の席の通路を挟んで斜め後ろに、瀬戸内美八さんが座っておられた。
休憩が終わって席に着いたとき、「見たことある人やなあ」と。
終演後、帰ろうとして席を立ったら、眼の前に座っておられた。
思わず声をかけたら、「ありがとう」と握手してくれた。
思い出して、「姪御さんが出ておられたんですか」と聞くと、
「そうなんです」「瀬戸花・・?」「瀬戸花まりです、よろしく」と。
そっか、そうやった。


「ドリームトーク&“BINGO”」というイベントがあったらしい。
そういえば、ロビーのボードに何か書いてあったなあ。
見に行かずに帰ってきてしまった。
まあ、当たってることはないと思うな。