市川亀治郎さん


今週、NHKhiで夜8時から、
「プレミアム8<文化・芸術> シリーズ 伝統芸能若き獅子たち
を放送していた。
月曜:茂山宗彦さん、火曜:藤原道山さん、水曜:市川亀治郎さん、
最後、木曜:吉田蓑次さん、というラインナップ。おもしろかった。
特に楽しみにしていた水曜、市川亀治郎さんのドキュメンタリーを興味深く見た。
“異端”とされた市川猿之助さんの甥。そのあとを受け継ごうとしている
彼の、現在の活躍を追っていた。
スーパー歌舞伎に出ていた頃の写真は、とても懐かしい。
見たよ〜、おもしろかったよ〜!
あのころから口跡が良く、小柄だけれど、きびきびした動きが目を引いた。
本水を使っての大立ちまわり、やってたよね〜。
宗家ではなく傍系。だけど、実力はある。実証ずみ。最近は映像にも。
番組で主に追っていた『金幣猿島群』は東京のみの公演で見られなかった。
2〜3年後に松竹座に来てくれへんかなあ? 待ってるわ〜!
南座での『加賀見山再岩藤』は見たよ〜! 裏であんなに走ってたのね。
すごいわ〜、あの運動量。歌舞伎って男性にしかできないよなと思う。
録画してあるから、またゆっくりと見よう。楽しみ。


余談。
今朝、母の起きるのが遅かった。
起きてきて、「夢みてた・・」と。
亀治郎さんが・・」と母。
「え? 亀ちゃんが夢に出てきたん?? ええなあ、お母さん。」
「違うねん。ゆうべの番組を夢の中でまた見ててん。」
・・・・・・・。
「夢の中でまで、亀ちゃんの番組見てたん? ああいう人が好きなンや。」
「違う! あんな変わりモンみたいな人はカナン。」
か、変わりモン、てか?
「え〜、お母さんは大丈夫やと思うけど・・。(だって・・お父さんの妻をやってるやん)
でも、やっぱ、変わりモンっぽいよな〜」
と、かなり独断と偏見のある会話を交わした。
夢の中でまで亀ちゃんの番組を見てるお母さん、かわいいわ。
好きなんよ、亀ちゃん。私。
『金幣猿島群』を大阪に持ってきてね! 母と一緒に見に行くから!
3等席で、やけど。(苦笑)