動物園

夕方4時に天王寺動物園へ入った。
3時過ぎに父が、行こう!と言った。
動物園沿いの道に植えてある木々に、蝉がたくさんいるのだそうだ。
なんだかよくわからないままに出かけ、4時ほんの少し前に入場。
すぐに見えたコアラ館に入る。もう夕方なので、寝床に入っている時間。翌日は
いた・・けど、丸ーくなって顔をユーカリの中に突っ込んでちっとも動かない。(^-^)
オスのアルンくんとメスのクミちゃん。
またねー、と出ようとしたらゲリラ雷雨に遭遇。コアラ館で足止め。
タイミングを測って、向かいのヒヒ館へ移動。
ドリル、マンドリル、フランソワルトン、ブタオザル、シシオザル、サバンナモンキー、
ブラッザグエノン、フサオマキザルカニクイザル。こんなにいたのか。
みかん、りんご、バナナ、パンのようなもの、などを食べていた。
その食べ方が、とっても上手で感心。って、父と同じだ!と笑った。(ヘ。ヘ)
次はチンパンジー
ここで、すごい降りになっておまけにピカッ、ゴロゴロ、ドーン!と。3回ほどかな。
ウロウロしているチンパンジーくん達。かわいい。
説明を読んでいると、チンパンジーと人間とは、1、2%しか違わないとか。へー。
アシカの泣き声が聞こえていて、小降りになったので行ってみた。
6月に赤ちゃんが2頭生まれたと書いてあって、なるほど、小さい子が岩の上に一緒にいる。
何の鳥だろうか、街中では見かけない鳥が一羽、アシカのプール内の小魚を失敬していた。
と、突然、アシカ達が大きな声を出して、見ている私達のほうへ物凄い勢いで泳いできた。
え〜〜〜!と驚いていると、動物園の方が車を運転して来て、アシカのプールに付けた。
荷台にはバケツが6、7個あり、どれもたっぷりとアジが入っていた。
食事タイムだったのか。頭にコブのある、一番大きなアシカが一番よい場所をキープ。
これが、ボスなのかな。貫禄があるし、声も図太い。
と、思ったら、仲間の上にのってでもアジにありつこうとする輩もいて。生存競争は厳しいなあ。
大きな鳥が一羽、二羽、とやってきて合計四羽。アオサギだという。
プールのアシカ達、合わせて五羽になった鳥達、のアジ争奪戦が始まった。
動物園の方は、プールの3ヶ所からバケツのアジを投入する。重そう、大変だ。
すごい勢いでアジを食べるアシカ達、その上前をはねて、ちゃっかりいただく鳥達。
いやー、おもしろかった(o⌒∇⌒o)
初めて遭遇。動物園は、夕方がおもしろいのかも。
アジアゾウの寝床に行ったら、こちらもお食事タイム。
身体のチェックをしてもらってから、食事をもらうようだ。
バナナは房ごと2房。飼育員さんが直接口へ入れてやる。あーん、という感じ。
ジャガイモ、サツマイモ、りんご、白菜、にんじん、など。おいしそうにも食べている。
干し草、細長い葉の束、枝付きの固そうな葉。木くずのようなものも。
木くずのわけはないよな、何だろう?
この動物園の人気者、ホッキョクグマのゴーゴくんに会ったところで、タイムアップ。
猛獣のいる北園はまた今度。ゲリラ雷雨がなければ、もっとまわれたなー。
キリンのハルカスちゃんにも会いたかったな。
また、行こうね。


夕飯は、以前に買っておいた、長崎の水餃子。
60個しかないので、大食漢の1名が夕飯いらないというのを待っていたのだ。
それ以外に何も要らないと言っていたから、昼間にこれといって何も買わないでいた。
でも結局、しゃぶしゃぶ用の豚肉を少し買って帰宅。嫌な予感がしたんだなあ。
思ったとおりだった。
1人20個あての水餃子を、父は半分ほどしか食べなかった。
自分が、今、豚肉しゃぶしゃぶを食べたい!と思ったら、もうそれしか頭にない。
これは、後遺障害ではないよね。
単なる、ジジイのわがまま。元々、こういう人間だった。
それが、ジジイになってひどくなり、もうどうしようもなくなっている、ということだ。
潤沢にお金があるなら、それでもいい。
しかし! 裁判をしていて、出費ばかりがかさむ今、そんなことできる立場か?
本能のままに、贅沢に食べたいのなら、その分しっかり稼いでこい!
贅沢できる身分じゃないだろうが。