ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』 at 梅田芸術劇場 その2

感想を。
まず、演出について
冒頭から、ボイスレコーダー
携帯電話って・・・メールって・・・出てくる度に失笑。
スーツケースを、コロコロって・・・
衣装が、蛇 VS 豹 って、アナタ。(正しくは、竜 VS 獅子 だな)
ちょ、ちょっと〜ぉ・・・。なんじゃ、これは???
そして、役者について
若いアンサンブルが、弱い。何を言っているのか、さっぱりわからない。
ダンス重視だから、歌は弱いコが多いのか? がやがや、その他大勢にしか過ぎない。
ティボルト:平方が駄目〜! 芝居も歌も下手。存在感なし。
上原も、歌は歌える(東京芸大卒だから当然だが)けど、物足りない。
マーキューシオ:石井は駄目〜! 見た目はキレイだが、・・・。
マーキューシオのWキャスト、良知真次くんを見られなかったのが残念。
ジュリエット:2人とも、華がない。今後見たいと思わない。
(昆さんは、来年『ハムレット』のオフィーリアだから観ることになるだろうけど)
初々しさはあるけど、それだけ。キレイじゃないし。
歌も、フランクは私の耳でもわかるくらい音を外していた。
上手いとの評判だった昆も、そうか?という感じ。洗足学園の学生なんやね。お花があった。
これで、オーディションをしたわけ? 勝ち抜いたわけ?
それでこの程度のレベルでは、落ちたコが気の毒。いや、もっとレベルが低いということか!?
ロミオ:城田くんを舞台で初めて見た。ロミオはかわいい。素直で。
キレイな金髪とお顔。タッパのある美しい立ち姿。高めの甘い歌声。
デカイけど母性本能をくすぐる感じ。ミュージカル界のベテランに混じって埋もれない存在感。
また、舞台の話がくるんだろうね。
山崎くんは、ヴォルフガング役で見た。(マリウスも見たんだっけか?)
ちょっとやんちゃな感じ。声が多彩な分、ロミオ役はこの人のほうが好きかなあ。


ロミオよりも気になる人が、この作品にはいた。
死のダンサーが素敵だった〜! 私は、特に大貫勇輔くんが気になった。
山崎ロミオのときが大貫くんだったので、彼に目がいって仕方がなかったよ。
冷た〜〜〜い蛇のような動き、目、表情。う〜ん、たまらん!
夜の城田くんのときのダンサーは中嶋くん。
こちらは、同じ蛇なんだけど、もっとねちっこい感じがした。
どちらも素敵だったことは違いない。
2幕で上から吊り下げられての登場シーン、すごいわー。
ラストシーンの十字架も美しかった。
死のダンサーを見に、もう一度行きたいかも(笑)。


脇のベテラン陣は、素晴らしい!
安崎さん、禅さん、未来さん、良かったよ。聞きほれた。
こういう人たちがいる舞台は、主役が若くても安心して見ていられる。
若手だけど、浦井君もさすがだった。
いろんな舞台に出て、いろんな役をして、幅(と人脈)を拡げているようでなにより。
(春馬くんも、こうだと良いのになぁ。)
かなりロック調になっているけどやはり音楽は素晴らしいと思う。
フランス版かウィーン版のCDが欲しい。


サプライズがあった。
ロビーに郄橋大輔くんからのお花が。
山崎育三郎くん、浦井健治くん、岡田亮輔くん(って、誰?状態の私)、にあてて。

なんで花を贈ってるんかなあと思いながらも、
とりあえず携帯で撮影して席に向かったら、友人からメールが来た。
「昼公演を郄橋くんが見るらしい」と。
え〜! ラッキー! でも、私は3階席だから、見られないや・・(涙)。
しかし! 休憩時間に、中2階のロビーにいたら、郄橋くんが目の前に!
わ〜い! かなり得した気分。
「郄橋くん! びっくりしたぁ」とつぶやいたら、ちらりとこちらを見て会釈してくれた。
ごめんねぇ、変なオバサンで(苦笑)。何人かに声をかけられていたみたい。
大変やねぇ、有名人は。
別の友人にメールで知らせたら、「らしいね〜」という返事。
え〜!、なんで知ってんの?と思ったら、育ブログに書いてあるって。
初日の夜にこの3人とご飯に行ったとか。そっかぁ。みんな、情報、早いなあ。
育と大輔君。どこで知りあったんやろ?